【暮らしのひとすくい】流れている時間のなかで今の自分が一番若い(2024.2.20〜3.3)



2月20日(火)

冬とは思えないほどの湿気の多い日。

少しでも歩くと汗をかく。
しかし湿気が多いのでその汗も乾かず、べたっとした水分が体にまとわりついてくる。
この不快さに夏を思い出していた。

今年は4月頃からもう暑いらしい。
夏が大の苦手なわたしはどうすればいいのか。

今から夏を心配している。


2月24日(土)

「今日お寿司取るけど、来る?」
実家の母からのLINEだ。

その通知を見ただけで、仕事の疲れもどこかへいき、飛ぶようにして実家へ向かった。
お寿司に釣られる人間。


2月27日(火)

冬になってからはみかんが美味しいので、お昼のデザートとして持っていくようにしている。

今日はそのみかんを忘れてしまい、なにかつまめるものをと思ってコンビニへ向かう。
気を抜いたら吹き飛ばされるのではないかと思うほど、ものすごい強風の日だった。

無事にコンビニに到着し、なにを買おうかと店内をぐるぐるとする。

結局購入したのは、最近自分のなかでブームとなっている干し芋とホットコーヒー。
また吹き飛ばされそうになりながら会社へ戻った。

退勤後、家に帰ると、昨日オンラインショップで購入した干し芋が届いていた。
注文していたことををすっかり忘れていたのである。

干し芋が渋滞している。


2月29日(木)

ラジオのトークテーマが「4年前なにをしていたか」だった。
今年は2月29日まであるので、閏年にちなんでのことらしい。

4年前。2020年。
なにをしていただろうかとふと考えてみたら、仕事においてかなりもがいていた時期だったように思う。
とにかく辛くて、不安でたまらないというような時期だったので、もう遠い昔のことのように感じていたけれど、具体的な数字にしてみると、案外まだ日が浅いことに驚いた。

4年という月日が経って、自分のやりたいことがだんだんと見えてきた現在だからこそ、あのときのことが無駄ではなかったと言える。
本当は、こういう時期がないことが一番だとは思うのだが、あの頃にちゃんともがいて、落ち込んでよかった。

「20年後も今の自分なのが一番怖い」
今観ているNetflixのドラマで印象に残ったセリフ。

流れている時間のなかで「今の自分が一番若い」ということを忘れず、行動していけたらいい。

教訓じみた日記になってしまったな。


3月1日(金)

3月になった。なってしまった。
毎月思うことだが、時の流れが早すぎる。

1月からのこの時期は会社の繁忙期のため、平常時よりも多い日数働いてるからか、いよいよ曜日の感覚が失われていることに気がつく。
いつも聴いているラジオ局では、金曜日だけ、月曜から木曜の4日間とは番組が違うので、それを聴いてハッとすることが圧倒的に増えた。
今日は金曜日だったのか…

人間の身体の機能として、変化を習慣として取り込むことで、その環境に順応できるようにいていくというものがあるかと思うのだが、今はこのことがちょっと怖い。

2月の給与明細を見てみたら、出勤日数の数字があまりにも多すぎて、気持ち悪さから思わず笑ってしまった。


3月3日(日)

映画を観終わったあとのあの余韻が好きだ。

周りの音が少し遠くなって、イヤホンをしなくても音があまり聞こえなくなる。

映画の世界の延長線にいるような、そんな感覚がして、いつもの風景もちょっと違って見えるから不思議だ。

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