【暮らしのひとすくい】暖かくした室内で窓の外の雪を眺めていたい(2024.1.8〜1.13)



1月8日(月・祝)

韓国ドラマは休みの日か、休みの日の前日の夜に観るようにしている。
平日に観てしまうと永遠に続きが気になってしまい、収拾がつかなくなるからだ。

今は『今日もあなたに太陽を 〜精神科ナースのダイアリー』(2023/Netflix)を観ている。

大まかなあらすじを書くと、ある大学病院で内科の看護師をしていた主人公が、あるとき師長の勧めで精神科へ異動となる。患者との距離感や接し方、治療法など、内科とはまた異なる仕事に戸惑いながらも奮闘する物語である。

ドラマを進めていくと、病院の患者だけでなく、主人公の身近にいる人たちまでも精神病を抱えていることが判明する。
最初は「この人も?!」と正直驚いてしまうところもあったが、それだけ精神的な不調は、別に特別な人だけに起こりうることではなくて、「誰もに起こりうること」なのだとこのドラマを観ながら思った。


1月9日(火)

昨年の年末に社内の部署間で引っ越しがあった。
その際にデスクも新しくなり、ちょっと殺風景な気もしたので、小さな観葉植物を置いた。

日光が少なくても大丈夫というパキラをホームセンターで購入し置いているのだが、こんな環境でも順調に新しい芽を出し、つやつやとした黄緑色の葉がぐんぐんと育っているから驚く。

お正月の休みに入る前、このままデスクに置いていくのはなんだか忍びなく心配になったが、休み明けに様子を見てみると、また新しい葉を出していたので安心した。

そういえば、家からこの子を持ってくるときに不注意で葉の茎を1本折ってしまい、その部分を切るか切らないか迷っていたら、数日後には折れた部分に節ができていた。
折れる前よりもむしろ茎がちょっと太くなっていて、強く、しっかりと繋がっていた。

その生命力溢れる姿に、今日も勇気と癒しをもらっている。


1月10日(水)

アウターの内側にある、腰あたりの絞り具合を調節できる紐の片方が抜けているのに気がついた。
内側の真ん中あたりまでに入ってしまっているので、引き出すのが厄介そうだ。

こういうのには簡単にできる裏技みたいなものが絶対にあると思い、調べて早速やってみたが、そもそものアウターの仕様がちょっと特殊で裏技を全く活用することができなかった。
仕方なく簡単にできるという裏技は諦め、指で布を摘み、紐を手探りでちょっとずつ穴の方へ移動させるという原始的で地道な作業を繰り返す。

絶対にできないと思っていたが、コツを掴むと案外簡単で、10分ほどでできてしまった。
一生懸命に裏技を調べていた時間よりも随分と早い。

こういうことが人生にはよくある気がした。


1月11日(木)

会社から帰宅し、料理を作っていると、いつも以上に疲れている気がした。
なんとかいつも通りの家事を済ませ、お風呂へ入り、寝る準備をする。

体が重たく感じられたが、就寝前にやっている夜用のヨガをすると筋肉がいい感じにほぐれたようで、元気になった。
どうやらわたしはお尻の筋肉がこわばって、腰が痛くなると元気がなくなるみたいです。

記録。


1月12日(金)

朝、顔がこわばるほど寒い。
顔面マスクがほしい。


1月13日(土)

東京で雪が降った。

朝と昼は天気が良かったので、予報では雪とは言っていたものの、これは降らないな〜と思っていたら、夕方になるにつれ雲行きが怪しくなり、雷まで鳴っていた。

雪が滅多に降らない東京は、交通機関がダメになりやすいので、外にいるわたしは思わず「降らないでくれ!」と心のなかで願ってしまう。
結局、雨混じり雪がふわふわと舞う程度で済んだ。

雪がそれほど降らない地域で育ったので、雪をみるとテンションは上がるが、できれば自宅などの暖かい室内で窓の外の雪を眺めていたい。


1月14日(日)

近所の公園で散歩をした帰り道、日陰側の歩道を歩いていると、ちょっと先の道にまだ雪が残っているのが見えた。

雪かきがされてない上を人が歩いたことで、そのまま押し固められて凍っている状態だ。この状態が一番よく滑るので危険。
この道を避けて反対側へ渡ろうかとも思ったが、ちょっと面倒に感じ、そのまま通ることにする。

そろり、そろり。

実際に通ってみると思っていたよりも雪は薄く、全然大したことなかった。
昨日の雪程度ではそこまで積もるはずもないので、それもそのはず。

数日前、北陸出身の同僚が言っていたことを思い出す。

「東京で雪のニュースを観てると、転んでる人が絶対に映るけど本当なのか疑っちゃう」

雪に慣れていないわたしは、この程度にも怯えて、めちゃくちゃ慎重に歩いています。

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