【暮らしのひとすくい】わたしの毎日の服選びは記憶をさかのぼることから始まる(2024.9.24) 



9月24日(火)

寒さで何回か目が覚める。タオルケットとひざ掛け程度の毛布では足りなかったようだ。

先週までの茹だるような暑さから一変し、空気の冷たさを肌で感じられるようになった。どうやら秋が来たらしい。
あんなに一刻も早く涼しくなってほしいと心の底から願っていたはずなのに、こうも急に来られると「ちょっと待ってくれ!」とすかさず言いたくなってしまう。わがままである。

8月と9月の2ヶ月は、とにかく走り回っていた気がする。仕事がこれまでにないくらい忙しくなったタイミングと家の更新時期が重なってしまい、毎日タスクをこなしているはずなのに何も進んでいないんじゃないかという焦りと、どこかで取りこぼしがあるのではないかという不安を常に抱えていた。とにかく心の休まらない日々だった。

今は仕事も落ち着き、新居のとっ散らかった部屋もやっと片付いてきたところ。

新居については概ね満足している。
ずっと住んでみたいと思っていた街に越すことができたし、駅からすこし遠いのは難点だがその分周りは静か。近くに大きな公園があるのでこれからの涼しい季節は散歩を楽しむことができる。この秋は運動するぞ!と思いついたのはこの街に越すことが決まったとき。これはランニングがとても捗りそうである(多分)。

ひとつ問題があるとすれば、新居に姿見がないことだろうか。
以前の家には下駄箱にあらかじめ全身の映る鏡が備え付けられていたので、自身で購入する必要がなかった。
そのため手持ちの姿見を持っておらず、「たかが鏡くらいで…」と思われるかもしれないが、これが地味に毎日の生活にダメージを与えてくるのである。

わたしの毎日の服装選びは、記憶をさかのぼることから始まる。
以前にも着たことのある服の組み合わせを思い出し選んでいく。これなら少なくとも変ではなかったはずだ…。
上半身だけなら洗面所の鏡で事足りるので問題はないのだが、靴を履いたときの全身のバランスは確認することが難しいので、新しい服や組み合わせにチャレンジするのは避けるのが無難な策。

昨日から急に涼しくなって、この間までの夏の記憶だけでは賄いきれなくなってきた。去年の記憶をなんとか引っ張り出す。
最近購入した新しい靴を履いていきたかったけれども、もちろんこれは去年の記憶にはないので諦めた。早急に姿見を買わなくては。

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